大阪の高校入試制度がまた変更されることになりました。前期(2月)と後期(3月)の2回に分けて行っている府内の公立高校入試を、原則として3月に一本化するようです。前期を「特別選抜」、後期を「一般選抜」と改称し実技試験のある音楽科や体育科など専門学科のごく一部以外は、3月の一般選抜として入学試験が実施されます。また、受験生が自分の長所などをPRする「自己申告書」を提出させ、合否判定に用いることも検討しているとのこと。現在の中学2年生が対象となる16年春入試から変更予定です。2013年春から普通科も加わった前後期制は公費補助による授業料無償化や入試時期が早い私学対策でした。私学への流出は止まったようですが2度の入試による高校側の事務負担増や受験機会が2度になったことで人気校の前期の競争率が高くなるなどが新たな問題となり、前期普通科入試はわずか3年で廃止されることになりました。もともと仲間の塾長達とは「こんな前期普通科入試制度にはなんのメリットもなく、むしろデメリットの方が多大だ」と話していたので早く制度を廃止してほしかったのですが、この程度の廃止理由などやる前からわかりきった事なので「思いつき」というか「場当たり的」な制度変更だった事に唖然としてしまいます。公的な制度を変更する場合には当事者の都合や利益を最優先するという姿勢がなにより重要なのだとつくづく実感させられました。

先週末はとんでもない暑さになりました。

DSCF2023 (640x480)運動部系の塾生は本当に大変です。

DSCF2026 (640x480)どんなに直射日光を遮っても

DSCF2027 (640x480)気温だけでお湯になってしまいます。

塾生にもメダカにも「暑さに負けるな」と声援を送っています、ハイ。