1学期の中間テストはほとんどの塾生が成績UPとなり、6月の保護者面談会は久々に心穏やかに望めそうです。特に2年生のO君は1年生の時から実力テストを含めて5教科合計400点を切ったことがなく、今回も442点、平均点との差は+172点という素晴らしい成績でした。中でも社会が98点で、思わず「あと2点、何とかならんかったか」と言ってしまいました。そのうち、100満点を取ってくれることを楽しみに待っています。

遂に「岳飛伝」が完結しました。「水滸伝」「楊令伝」と併せて全51巻の“大水滸伝”シリーズとしてもこれで完結です。このシリーズは男達の“死と再生”の物語でもあるのですが、夥しい“死”が積み重なっていく中で、物語の中心人物達を再生していった場所が“梁山泊遊撃隊隊長“林冲”の師範だった“王進”が築いた“子午山”という聖域です。私は全編を通じてこの“子午山”のパートが一番好きでした。以前このブログで、梁山泊オリジナルメンバーであり、最古参となった“九紋竜史進”が亡くなったら泣くと書きましたが、その“林冲”の弟子でもあった“史進”が“子午山”を受け継いだシーンでこの物語は終了しました。生き残ってくれても泣いてしまいました。本当に楽しみなシリーズでした、北方さんに感謝です。

DSCF9426 (800x600)すぐにでも次回作が読みたいものです、ハイ。