本当にあっという間に11月も半ばをすぎ今年も残すところ1か月少々となり、中学生は2学期期末テストが始まります。深野中、北条中は今週前半より、四條畷西中、寝屋川第7中は来週末からテスト行われます。先週よりテスト対策の連続授業に入っていますがそれぞれ意欲的に学習しており、結果につながることを期待しています。三年生はこの期末テストが終わると本格的に高校入試対策に入っていきますが「高校進学」は子供達にとって自分の意志で決めることができる初めてと言っていいとても大きな選択になります。自分自身の意志、希望を叶えるためにもとにかく本気で悔いを残さないように頑張って欲しいと思っています。
昨年、少なくともあと10年は勝てないと言われいた囲碁で人工知能(AI)ソフトが現役トップ棋士に勝ったことにより、人工知能(AI)が急激に一般社会への認知度を高め、また実用化も広がってきました。医療分野でさえ内視鏡検査の画像診断適正率は医者の平均値を上回ったそうです。身近なところではパソコンやスマホでの音声入力の認識度が劇的に向上しましたのも、ディープラーニング(深層学習)を実装したAIの成果です。20年前のWindows95時代から音声入力はありましたが、誤変換ばかりでとても実用に耐えるものではありませんでした。ですが現在では本当に唖然とするぐらい正確に変換してくれます。それこそ10年先の将来では人間の仕事の65%がAIに置き換わっていくという予想すらあります。AIを実装したスマートフォンは本当の意味でのパソコン=パーソナルコンピュータとなり、英会話程度の翻訳など当たり前にできるようになると思われます。そしてその時に大切になるのは“英会話能力”ではなく“何を話せるか”ですので、今の英会話能力を重視する学校教育は間違いなく陳腐化すると思います。学問に短期的な実用性ばかりを求める傾向は正しくはありません、ノーベル賞の為だけではなく。
期末テスト&AI
21 火曜日 11月 2017