私立高校の入試が終わりました。少々(だいぶん)心配な塾生もおりましたが2名の受験生は無事に合格しました、おめでとうございます。なかなか(ほとんど)受験モードに入れなかったY君は強運?で、大阪桐蔭Ⅱ類という進学校を併願受験したH君は実力で、それぞれきっちりと合格をはたしてくれました。両名とも併願受験ですので公立高校合格を目指して最後の最後まで力を振り絞って頑張って欲しいと思います。
さて、平昌冬季オリンピックの真っ最中です。オリンピックやワールドカップなどの国際大会ではどうしても自国選手の活躍や成績によりナショナリズムがかき立ってしまいますが、本物の一流選手よって「スポーツ」の凄みを改めて感じさせてくれます。女子スピードスケート500M決勝で見せてもらった小平奈緒選手の立ち振る舞いと李相花(韓国)選手とのウィニングランはちっぽけなナショナリズムを吹き飛ばしてくれました。また小平奈緒選手のこれまでの努力や地元企業(相澤病院)の見返りを求めない支援、実力を開花させるきっかけとなったオランダ留学においてオランダチームコーチ(マリアンヌ・ティメル)の惜しみない真摯な指導、そしてもちろん李相花選手とのライバルとしての友情などの彼女を取り巻くサイドストーリーが金メダルをさらに輝かせました。男子フィギュアスケートで2大会連続の金メダルを獲得した羽生結弦選手の引退後の夢は解説者やコメンテーターとしてフィギュアスケートにかかわるのではなく、世界中を回って自分の培ってきた経験や技術を直接選手達に伝えることだそうです。国や人種を超えて本当の意味でグローバル化しているのは一流のスポーツ選手達なのだと思います。(それにつけてもイチロー選手の所属先が未だに決まらないのが本当に不満で不安です)