秋らしい爽やかな天気に恵まれず鬱陶しい長雨が続いています。もう何年も全国的に異常気象が続いてきましたがこれまで大阪だけは大きな被害に合わずに済んできました。冗談めかして「他府県の人々に申し訳ない」と言ってきたのも去年までで御終いのようです。6月の大阪北部地震に続き、今月の台風21号は強烈な暴風雨で大阪全体に大きなダメージを残し、まだ完全には回復していません。そして台風21号の被害に続くように「北海道胆振東部地震」が発生し、またも地震による大きな災害が起きてしまいました。現在の日本において2日も3日も続く「大規模停電」などこれまでなかったことだと思います。しかしこれでもうはっきりと明らかになったのは「地震」は予知など出来ないということです。「阪神淡路大震災」から始まり「新潟中越地震」「東北大震災」「熊本地震」「大阪北部地震」そして「北海道胆振東部地震」まで、どれもこれも予知も警戒もされてきませんでした。北海道から東北、中部、近畿、九州まで文字通り日本全国のどこかで毎年大規模な自然災害が発生する状況になってしまいました。「地震は予知できないし、被害も想定できない」ことが明白になり、「台風は防げないし、進路を変えることはできない」のですから、今後ますます個人レベルでの準備や用心が必要不可欠になってきました。
6月の大阪北部地震のあと損害保険会社を通じて建築安全検査員に自宅を調べてもらいましたが建物として耐震上、大きな問題はないとの判断をしてもらいました。あとは自分で家具の転倒防止などの補強をしていかなければなりませんが塾の教室には転倒するような家具、書棚はありませんので……無駄に数が多いスピーカー……位置的には問題ありませんが……どうしましょう。