各中学校では二学期中間テストが終了しました。2年生は頑張りが結果につながり、安定した成績になりましたが、3年生は頑張りがなかなか結果につながりません。しかし中間テストが終われば、ほんの1か月ほどで期末テストがあり、期末テストが終了すれば、本格的な受験シーズンに突入です。最終的には入試で「結果」を出さなければなりません。どうか最後まで諦めず、腐らず、頑張り続けてほしいと願います。
昨日の10月21日に福岡県で開かれた第38回全日本実業団対抗女子駅伝で転倒した選手が血を流しながら300~400mを這いつくばったまま試合を続行したことが賛否両論を呼んでいます。監督は転倒した時点で棄権を要請したようですが運営側との伝達に時間がかかったようです。ボクシングなどの格闘技では選手側の「セコンド」がケガはもちろんのこと試合内容として続行が不可能と判断した場合「タオル」を投入して試合を棄権します。セコンドの判断が遅い場合は「レフェリー」が試合をストップさせます。昨日のレースの場合は転倒したあと立ち上がれない時点で試合続行は不可能なのですから監督、コーチ、そして審判は身体が動くかぎり、這いつくばってでも、前に出ようする選手を諦めさせなければならないのです。「這いつくばってタスキを繋ぐ」ことに感動したり、勇気を貰っているうちはアメフトやら女子レスリングやらアマチュアボクシングなどのスポーツ界で巻き起こった「パワーハラスメント」は無くなりません。才能と努力に裏打ちされた「技」と「結果」以外のことに過剰な意味や意義を「スポーツ」に求めることは結局のところ選手達をつぶすことになってしまいます。