私立高校の入試が終わり、当塾の塾生は全員無事に合格いたしました、おめでとうございます。皆併願受験ですので志望校の公立高校合格を目指して最後の最後まで力を振り絞って頑張って欲しいと思います。
さて、残念ながら本当に残念ながら、“いじめ”や“虐待”による痛ましい事件が後を絶たず、幼い命が奪われ続けています。日本は世界に類の見ない“少子高齢化社会”だと言われて随分と久しくなりますが未だに有効な手立てを打つことができていません。はっきり言って“高齢化”については後20~30年もすれば高齢化を構成する人口層がいなくなるので自然と解決されますが“少子化”についてはもう20年以上1.50を超える出生率がなく、直近の2017年データでも1.43であり人口を維持できる出生率2.07以上からは程遠いものになっています。つまり日本が力を入れて取り組むべきことは“少子化”なのであり、そして少子化対策は直ぐに効果が出るものではないのですから、今もっとも大切し、守らなければならないのは「今いる少ない子供たち」なのです。「遊びのつもりだった」だの、「しつけためにやった」などの戯言に耳を貸していられる事態などではなく、社会を、国を、あげて子供たちを救わなければなりません。人の身体や精神を暴力によって傷つけることは当然ながら暴行傷害罪であり、直ちに逮捕されるべき案件です。“いじめ”や“虐待”といった言葉に置き換えて、罪悪感から逃れさすべきではもうないと思います。「妻の顔面を殴り前歯2本を折った、子供を浴槽に沈めた」とTVで告白しても逮捕されず、「自分は変われると信じている」などの能天気な発言を許すことはできません。家庭の事情、夫婦の問題にすり替えることはもうやめなければならないと思います。
私立入試&少子化
25 月曜日 2月 2019