6月16日に吹田市で発生した交番襲撃事件では巡査が重症を負い、拳銃が強奪されたことで大阪は一時騒然とした空気に包みこまれました。しかし早期に犯人が逮捕されたことにより市民生活そのものには大きな影響が出ず、負傷された巡査の一日も早い回復を祈るばかりです。私はこの事件がきっかけで以前から気になっていた事を調べてみました。アメリカの銃による殺傷事件数です。銃器による被害情報を収集する米国の民間調査団体ガン・バイオレンス・アーカイブによると、米国での2017年の発砲事件による死亡者は1万5612人で、1日あたりに換算すると42人となっています。同じ年の日本の発砲事件による死亡者は3人です。ちなみにアメリカの警官による射殺数は年間1000人前後で、日本では戦後70年間で15人未満です。日本の銃刀規制はとても厳しく一般人が銃器を所持することは事実上不可能なことを差し引いてもあまりにも大きな隔たりがあります。5発入りの拳銃が奪われたことで学校等の公共施設が閉鎖を検討する日本と毎年のように学校等の公共施設で銃乱射事件が発生しているにもかかわらず一向に銃規制に進まないアメリカ合衆国。少なくとも銃規制に関しては日本は世界一であり、誇ってよい事なのだと思っています。来週の26日(水曜)から期末テストが始まりますので、今週の月曜日から10日間のテスト策連続授業に入っています。それぞれ1学期の中間テスト結果が良かったので中間テストを無駄にしないように、頑張ってほしいと願っています。明確な意思を持って“点数”を取りに行って下さい、3年生は特に、是非。
銃器&期末テスト
24 月曜日 6月 2019