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北辰塾ブログ

~ 先週の北辰塾&塾長

北辰塾ブログ

カテゴリーアーカイブ: 本・映画・音楽

3月度保護者面談会&天冥の標第7部

17 月曜日 3月 2014

Posted by hokushinjuku in 塾, 本・映画・音楽

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3月12日に大阪公立後期入試が終了し、中学3年生全員が卒塾しました。合格発表は今週の19日水曜日、朗報を待つのみです。

先週末より保護者面談会が始まりました。成績の向上が見られず、現状維持組が多いので、今回も塾として辛い面談会になっています。塾は「成績をあげてなんぼ」ですので、なんの言い訳もできませんが、保護者の皆さんは辛抱強く結果成果を待って下さっています。その期待に是非応えたいと心底思っています。

「期待されたら応える、少なくとも応えるべく努力はする」

頼むわ、塾長も全力で期待しているのだから頑張ってね、ホント。

天冥の標VII 新世界ハーブC  [Kindle版] 小川一水

天冥の標シリーズ第7部。第6部にて壊滅的ダメージを負った人類。そして最後に残ったのは5万人の子供達。その生き残った少年少女達が繰り広げる絶望と希望そして未来をかけたサバイバル。大人がいない閉鎖空間での子供達だけのサバイバルはW・ゴールディングの「蠅の王」を思い浮かべさせます。実際に「蠅の王」的方向に進みそうになり、読むのが辛くなりそうだったのですが、「蠅の王」は少年達だけのサバイバルなのに対し、こちらは賢明聡明な少女達がいますので、「蠅の王」が現れることはありませんでした。このシリーズは全10部構成になる予定の壮大な時空間を舞台とした叙事詩ですが、この第7部で第1部に繋がりました。「そうか、あの星はこの星だったのか」と謎を解くカギが提示され、この後の終盤でこれまでバラバラだった物語のピースが一気の収束することになりそうです。いや、お見事!

DSCF1710 (640x480)SF系は新刊もKindle化が早いようです。

おめでとう(2/3) &元気で&岳飛伝8巻

02 日曜日 3月 2014

Posted by hokushinjuku in 塾, 本・映画・音楽

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公立前期受験者のうち専門課程の2名が合格しました。おめでとう、しばらくは勉強しなくていいけれど自分の意思で決めた進路ですから、しっかりと頑張ってください。普通科を受験したN君は残念な結果になりましたが、元々前期受験は「試験なれ」の要素が大きかったので、既に後期入試に気持ちは切り替わっています。後期入試は本当にあともう少しのですので、気持ちを切らさず頑張りましょう。

小学5年生の時から通塾していた、Tさん。塾では黙々と勉強する頑張り屋さんでした。当塾ではただ一人の6年生で6年の夏休み以降は英語や数学の学習に入り中学校にむけて、しっかり準備をしてきたのですが、この3月に東北は岩手県に引越ことになり、2月28日が最後の授業になりました。

君なら大丈夫、元気で!

岳飛伝-8巻- 北方謙三 集英社

遂に岳飛軍と梁山泊軍が同盟関係になりました。水滸伝から続くこのシリーズは英雄譚ではあるのですが、根底にあるのは「やるべきこと、しなければならないこと」を文字通り「地に這いつくばって」でもやり遂げていく男達の物語であります。そこには「楽しい」も「やりがい」も「夢」も関係ありません。水滸伝では最大の動機付けであった「替天行道」の志(こころざし)すらも、岳飛伝では薄れていき、組織のため、仲間のため、そして民のために、「やるべきこと、しなければならないこと」を名も無き一兵卒から将軍、統領までがただただ行っていきます。なんだか「夢のため」とか「自分探し」とか「成功するため」とかの動機付けは本当はとても薄ぺらいものだということをしみじみと感じてしまいます。

DSCF1568 (640x480)他にも紹介したい本がたくさんあるのですがね。

私立高校入試&BOSE 4702Ⅱ

09 日曜日 2月 2014

Posted by hokushinjuku in 塾, 本・映画・音楽

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大阪府は明日の2月10日が私立高校の入試日となり、当塾からは専願2名、併願5名の計7名が受験します。専願受験のSさん、Rさんは2月7日が塾の最終日となりました。Sさんは小学校5年生からの入塾ですが、あっという間の5年間でした。RさんはそのSさんの紹介で中学2年生から通ってもらいました。二人とも自らの将来をしっかりと見据えた上で専願希望です。更なる未来へのスタートです。しっかりと頑張って欲しいと思います。もちろん併願者もです。

DSCF1543 (640x480)専願の二人。絶対に受かるから大丈夫。

先週のオーディオ話の続き。

なんだかとても気に入ってしまった JBL 4312MⅡ。

DSCF1535 (640x480)JBLにしては玩具みたいに小さい。

ある一定以上の年代の人にとってはこのJBLのロゴには心揺さぶられるものがある…はずです。そしてその年代にはもう一つ忘れられないロゴがあります。30年以上も前は若者が訪れるような店舗には必ず天井からぶら下がっていたあのロゴ。

ロゴを眺めるために手にれていましました。

DSCF1532 (640x480)BOSE 4702Ⅱ

スピーカーは要らないので古いアンプをオークションで入手しました。BOSEではフルサイズのCDプライヤーは手に入らないのでコンパクトサイズで我慢です。古い機材なので、筐体を一旦バラし、サビ落としを使ってガシガシ磨いてやります。

DSCF1524 (640x480)DSCF1526 (640x480)

DSCF1529 (640x480)電球で光るアナログ感がVery Goodです。

肝心の音質ですが、太く力強い音作りになっているようです。ただし、元々マイク入力を2チャンネル、スピーカー4チャンネルを備えた、クラブハウス等の店舗向けの機材ですので、一般家庭で使うと10段階あるボリュームも1までしかあげられないのが残念です、ハイ。

DSCF1537 (640x480)Jazzにはよく合う組み合わせです。

MONITOR AUDIO Bronze BR1&KENWOOD LS-K1000

03 月曜日 2月 2014

Posted by hokushinjuku in 本・映画・音楽

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前にご紹介したJBLのコンパクトモニタースピーカー4312MⅡですが、思っていた以上にいい音で鳴っています(まぁ、あくまで自分の好みのと言うことですが)。それで、この「コンパクトモニタースピーカー」って奴が気になりましたので少しばかり手に入れてしまいました。

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MONITOR AUDIO Bronze BR1とKENWOOD LS-K1000です。この位置にあるスピーカーは授業中のBGM用ですので、クラッシックに合うスピーカーを探しました。MONITOR AUDIO の方はピアノや打楽器に合い、KENWOOD の方は弦楽器が綺麗に聞こえます。綺麗な音で聴く、素敵な音楽は決して勉強を妨げません。むしろ集中力が上がると思いますし、塾生達も実は音楽を楽しみにしているようです。

元々この位置にあったDENON SC-E535とJBL A-620はあっさりと処分されてしまいました。SC-E525は一番古くからあったスピーカーですし、A-620は自分でエッジ交換したほど手をかけていたのに薄情なもんです、実際。

DSCF1499 (640x480)DSCF1502 (640x480)

DSCF1496 (640x480)音が好みでなかったDALI  LEKTOR 1も

このブログで一番検索率が高いのは何を隠そう「JBL A-620」です。えー、もうありません、ハイ。

オーディオ話は次回に続きます(もう、学習塾のブログではありませんナ)

DNP-720SE&JBL4312MⅡ

12 日曜日 1月 2014

Posted by hokushinjuku in 本・映画・音楽

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最近あまりさわっていなかったオーディオ機器ですが、前から気になっていたデノンのDNP-720SEというネットワークプレイヤーが実売価格20,000円(定価5万)まで下がってきたので、買ってみました、新年ですしね。ネットワークプレイヤーとはLAN対応の音楽ファイル再生機のことですが、購入は大正解でした。FLAC形式の音楽ファイルをダイレクトに再生できるので、ミュージックサーバー(要はLAN対応外付けHDD)に音楽ファイルを落とし込めば、パソコンに依存せずに曲を再生できます。パソコン経由でWindows Media Player や iTunesを使って再生するより上の音質になりました。そしてインターネットラジオもダイレクトに再生できるのですが、このインターネットラジオの恩恵が何より凄いのであります、ハイ。例えばアメリカの「1.fm」というラジオ局はジャズやクラシックはもちろん、様々なジャンルの音楽を笑っちゃうほどの高音質(CDを完全に凌駕しています)で、DJの余計なおしゃべりもCMもなく、それぞれノンストップで流しています。各ジャンルもジャズならボーカル専門とスムースジャズ、クラシックならバロック系とそれ以外に分かれているなど文句のつけようがありません。

DSCF1484 (800x600)DSCF1483 (800x600)

そこでこのDNP-720SEを中心にオーディオシステムを組み直すことにしました。アンプを1台減らし、使っていなかったDAC(デジタルアナログコンバータ)を引っ張りだして3台のアンプで5セットのスピーカーを駆動出来るようにしました。スピーカーも音質もさることながら見た目の貫禄でセンター位置を保っていたダイヤトーンDS-A7から音質を重視し、W&BのCDM-1NTに変更です。

DSCF1477 (800x600)DSCF1478 (800x600)

DSCF1450 (800x600)サイズ的に置く場所がないので現役引退か?

そうすると、今までW&BCDM-1NTがあった場所がぽっかり空くことになります。空いた場所は埋めなければなりませんので、仕方がなく、もう本当に仕方がなく、新しいスピーカーを探したところ……ありました!場所にもジャストフィットの「JBL4312M Ⅱ」 いや、決して前から欲しかったわけではありません、仕方がなくです、ホント。

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小っちゃくてもしっかりとJBLしており、音離れよく、キビキビと鳴ってくれます。私はJBLのブルーカラーが好きではないので、ブラックバージョンが嬉しい限りです。ニアサイドで聴くにはこのぐらいのサイズが丁度よく、実売5万円前後ではお勧めのスピーカーだと思います。

えー、私がオーディオを充実させる目的はあくまで塾生達に落ち着いた環境で学習してもらうために高音質のBGMを流したいためであり、決して私利私欲の為ではありませんので、誤解なきよう宜しくお願い申し上げます、ハイ。

高校入試対策&岳飛伝7

01 日曜日 12月 2013

Posted by hokushinjuku in 塾, 本・映画・音楽

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先週末で中学生は二学期期末テストが終了しました。今回は手ごたえを感じている塾生が多いようですが……まぁ、あまり期待せずに待つことにします(塾のブログとは思えない発言ですな、ホント)。明日の月曜日から続々とテスト結果が返ってきますが、今月の中旬から始まる「保護者面談会」で私は保護者の皆さんに顔向けができるのか心配です、ハイ。

さて、二学期の期末テストが終了すると、中三生はいよいよ「高校入試対策」に入ります。毎日の通常授業で学校の学習内容は追わず、過去問を中心に「入試問題を解く力」をつけて行き、志望校の「合格に必要な得点力」を養っていきます。大阪の公立入試国語は300字の作文が必須なので、当然、これから毎週必ず作文も書いてもらいます。期末テスト前の学校懇談で色々言われた塾生もいますが、まだまだこれからが本当の勝負です。二学期の期末テストが終了し、「内申点」に関しては出来ることはもうあまりありません。後は入試でのペーパーテストでの「得点」をいかに上げるかです。しつこいですがこれからの頑張りで勝負が決まります。

DSCF1428 (800x600)DSCF1432 (800x600)

中学生は先週で終了ですが、高校生は今週から期末テストが始まります。中学生は通常授業でもテスト対策でもガチガチに塾に強制されますが、高校生は自主性に任せています。勉強する科目も含めて、テスト対策を塾で「する・しない」も本人に任せます……がしかし、あまりにほっとけない場合は「いいから、塾に来い!」と強制になってしまいます、ハイ。

岳飛伝-7巻- 北方謙三 集英社

このシリーズの始まりである「水滸伝」は群雄割拠の「英雄譚」であると同時に「理想の国造り」の物語でもありました。しかしそれは、それぞれの「想い」、心の中での国造りであり、一定の土地を支配しているにせよ、「物流」を中心にしたある意味形而上的なものでした。ですがついにこの巻より、明確な意思と目標をもって物理的な国造りが始まりました。それも梁山泊側と岳飛側が同時にスタートです。さて、どんな国になるのでしょうか。

DSCF1438 (800x600)このシリーズは新刊即買い

電子書籍リーダーのキンドルですが、わたし的に結構大変なことになっています。この件に関してはまた後ほど。

期末テスト対策&「春雷抄」&ヌマエビ

18 月曜日 11月 2013

Posted by hokushinjuku in メダカ, 塾, 本・映画・音楽

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本日より2学期期末テスト対策が始まります。一般的な塾の場合テスト対策は自由参加ですが、当塾は強制です。強制ですので、追加授業料や、プリント作成実費もいただいていません。座席表も通常とは別途に作成し、必ず全員参加してもらいます。このテスト対策は正当な理由もなく、休むことは許されませんので「えぇー、土曜日もあるの、土曜は休もうかな」などとほざこうものなら……

「テスト対策に来ないんだったら、塾なんかやめてしまえ」

 

とまた、塾長に怒鳴られることになります。とにかくテスト前ぐらいは必死に勉強してほしいと思います、ハイ。

DSCF1427 (800x600)DSCF1426 (800x600)

テスト対策期間以外は、まだ席が空いているのですが、テスト対策中は中学生全員が毎日連続となり満席状態になってしまいますので、中学生は定員制にさせてもらっています。

「春雷抄」 辻堂魁 祥伝社文庫

DSCF1418 (800x600)お気に入りの時代物シリーズです。

「風の市兵衛」シリーズの最新刊。本の帯には第11弾とありますが、上下巻物も別々にカウントしてますので実際は9作目になります。今回は米と酒(もちろん日本酒)にまつわる欲と不正に対する家族愛と使命感の戦いを描いています。主人公の市兵衛はとても強いから、弱いものにとても優しいのですが、その優しさに品があるので好感を持っています。とにかく最近は食品偽装など下品な振る舞いが多いので、品よくしてもらいたいものだと強く願う次第であります……自戒を込めて。

野外メダカ水槽がエビ水槽になりつつあります。そんなに増えてどうすんの!

DSCF1422 (800x600)3台の水槽ともこんな感じです。

教材研修&2台目電子書籍リーダー

05 火曜日 11月 2013

Posted by hokushinjuku in 塾, 本・映画・音楽

≈ 2件のコメント

昨日、当塾でも使用している英単語暗記教材「英単語リズムトレーニング」のフォローアップ研修で京都の山科に行っていきました。「英単語リズムトレーニング」自体は当塾場合、PCソフトとの併用し独自にアレンジして使用していますが、この教材以外にも他の科目や指導法全般でとても良い勉強となりました。当塾は祝日でも通常通り授業がありますので、途中退席を余儀なくされましたが当塾はまだまだ“雑”だなと刺激を受けて帰ってくることができました。今後の指導に生かしたいと思います。

DSCF1416 (800x600)記事とは関係ありませんナ。

前回、ご紹介した「電子書籍リーダー」ですが、すっかり気に入ってしまいました。

DSCF1414 (800x600)お腹の上においても読めます。

気に入り過ぎて、タブレット型の「電子書籍リーダー」も買ってしまいました。書籍や状況によって使い分けていこうと思っています。

DSCF1419 (800x600)大きくカラーなのでマンガもOK

電子書籍リーダー「Kindle Paperwhite」

28 月曜日 10月 2013

Posted by hokushinjuku in 本・映画・音楽

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あまり興味のなかった「電子書籍リーダー」なるものを購入してしまいました。なんとなく読み難そうだし、まだまだ出版数は少ないし、新刊の場合、紙製と値段も変わらないし、何より「本」の一番の特性・徳性である「回し読み」が出来ないのが致命的だと思い、今まで手を出していませんでした。しかし、どうにも「本」が増えすぎて、本棚からあふれ出し、物理的な置き場所が無くなってきました。二重に置き、重ねて置いていますので、検索性はありませんし、弱い地震でも崩れ落ちそうになっています。そんな状態の中、いつも利用している通販サイトのAmazonでブックリーダー「Kindle Paperwhite」のモデルチェンジキャンペーンが行われておりました。「Kindle Paperwhite」はタブレットではなく、モノクロ画面のいわば活字専用のブックリーダーでとても読みやすいとレビューでの評価も高く、興味がそそられました。価格も9,980円とまぁ手頃ですし、現在キャンペーン中で11月30日までに購入すると1,980円分のクーポン(本のみ適用)付で、私も加入しているプライム会員だと月に1冊無料購読出来るようになっており、本の選択肢は少ないですが、会員料(年3900円)は回収できそうです。酔った勢いで「カチッ」とクリックし、先週の金曜日に商品が届きました。

DSCF1408 (800x600)DSCF1409 (800x600)

この土日使ってみた感想は……「いいじゃない!」です、ハイ。ほぼ文庫サイズで持ち易く、読み易さも紙と遜色ありません。取り扱いも簡単で、紙本ではできない読み方(机においたまま読むや、暗がりで読むなど)ができ、チャンネルを変えるように複数の書籍を自由自在に行き来できます。もともと私は複数の本を同時進行で読んでいるので(本好きの人は皆そうでしょうが)この機能というか、操作性はとても新鮮かつ楽しいものでした。

DSCF1412 (800x600)

電子書籍は出版数が本当にまだまだ少ないのが残念ですが、今後は電子書籍化されている作品はKindle Paperwhiteで読むことになりそうです。

本体以外にもAmazonのクラウドにバックアップして、書籍を蓄積出来ますので、将来「寝たきり老人」になっても、これさえあれば「本を読む」ことに苦労はなさそうです。ボケなければ。

ルールは変更される&「竜との舞踏-1」

21 月曜日 10月 2013

Posted by hokushinjuku in 塾, 本・映画・音楽

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大阪府は教育改革の一環として、高校入試制度を大きく変え、中学での内申評価も本年度の1年生より、全国で大阪府のみ採用していた相対評価から絶対評価に変更しました。相対評価では学校により同じ内申点として評価できない「A校の5はB校の4と同程度」といったことのようです。しかしながら、前回の塾長会で聞いたのですが岡山県では普通科入試において内申点を全く考慮せず、入試得点のみの「一発勝負」に変更されるそうです。何故なら、中学校から上がってくる“絶対評価”の内申点が全く信用できないからとのことです。大学入試のAO入試や推薦入試では数年前から同じことが言われていましたが、ついに義務教育において“制度”としての「絶対評価」が否定される事態になったようです。つける点数に制限がないのであれば、“甘く”なったり“辛く”なったりするのは当たり前といえば当たり前の話のようにも思えます。大阪では始まったばかりの“絶対評価”ですが、大阪で定着するころには他府県においては廃止されているかもしれません。高校入試において普段の授業態度や定期テストの点数が入試に反映されないとなれば、生徒により、大きな不利益が発生すると思われますが、残念ながら“ルール”は当事者個々の“都合”や“事情”を考慮されず変更されてしまいます。大学入試においても「センター試験」を改訂し、学力の「到達度」を判定する試験を導入することが検討されています。高校にしろ、大学にしろ、こと「入試」に関しては本当に定着している“学力”が今後は問われていくのかもしれません。「ルール変更に左右されることのない“実力”を付ければ良い」と言うことでしょうが、「言うは易く行うは難し」です。“学力”なんて人を測る物差しとしては、そんなに大事なものではないと私は思っています。学習塾の塾長として言うべきことではないかもしれませんが。

「竜との舞踏-1-」 氷と炎の歌-第5部- ジョージ・R・R・マーティン 早川書房

DSCF1407 (800x600)上下2段組み500ページ、3,000円

以前紹介した第4部の「乱鴉の饗宴」では出番の少なかった(あるいは全くなかった)人々を描いています。群像劇の一大ファンタジーですが、登場人物達がみな、いわゆる「キャラがたっている」ので、第4部では消化しきれず、第5部(なんと3冊)として別建てで書き、第4部と融合させるようです。重要人物をあっさり殺してしまうこのシリーズですが「死んでたんちゃうんかい」といった人物も登場するので、油断も隙も許されません、ハイ。今作でも死んでいる設定だった新たなキャラクターが登場し、しかも貴種流離譚になっているのでこのパートも長くなりそうです。今回添付資料の地図が増えましたので、ようやく物語全体の世界構成がはっきりしました。今月から3か月連続刊行されるのですが「本は長いし、価格は高いし」で大変ですが、いまさら文庫落ちを待つわけにも行かないので、頑張ります、ええ。

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