昨日「特別入学者選抜試験」が実施され新受験制度がいよいよスタートしました。この「特別入学者選抜」は建築デザインや音楽、体育科なのど専門性の高い学科ですので当塾の受験者はいません。これ以外の「一般入学者選抜」は3月10日に実施されます。今年の受験は入試制度変更が大幅に変更され、前後期廃止の影響で倍率の予想がつかないこともあり、合否の判断がとても難しいものになっています。これまでは過去の実績と学力テスト業者からの提供資料をもとに、過去問題での得点力と現時点の内申点を志望校ごとのタイプ別の配点にそって算出し合否判定していたのですが、新制度の最初の受験生である今年に関してはどの程度の精度があるのかはっきりしていませんし、特に長年にわたって数学、国語、英語の3教科入試だったのが5教科受験になった工業・商業科は過去のデータが参考になりません。そして何より恐れていたのが「入試問題」も変更されることでした。ですが、本日新聞紙上に公開された「特別入学者選抜」の入試問題を見たところ、出題傾向やパターンはこれまでと変わっていませんのでひと安心できました。
正直、今年の受験生には気の毒な状況でありますが、自分に出来ること、自分でコントロール出来ることに集中して入試に挑んでほしいと思います。