19日の火曜日に大阪府公立高校の合格発表があり、当塾からは2名が受験に挑み両名が志望校に合格しました。1名は1.26のなかなかの高倍率、もう1名は私立受験なしの公立一発勝負と大丈夫だとは判っていましたがほんの少しだけ心配でした。ですが二人とも笑顔で合格の報告に来てくれました。本当におめでとう、よく頑張りました。明るく充実した高校生活を送ってください。
今回の公立高校入試は75校のうち32校が定員割れとなり、これは前年の14校から2倍以上増加です。上位進学校は高い競争率を維持している一方で、中堅以下の普通科高校で定員割れや低倍率が急増しています。なにより商業・工業科高校がほぼ全滅的に定員割れとなりました。
今現在の大阪の教育方針は学力エリート志向になっており、本来の公教育制度から外れているように思えてなりません。府知事は「公立と私立で切磋琢磨する」と言っていますが公教育の多様性放棄ではないかと思います。学校学力成績の良い悪いは向き不向きが大きく影響しています。勉強に向いている子、スポーツに向いている子、音楽に向いている子。学校勉強の適正など人間の多様性の中のほんの一部でしかありません(学習塾としてこんなこと言っていいのかは別にして)。学力の高い人間ばかりの社会など維持することは不可能です。農業人、漁業人、そして商売人や職人や多種多様な人々がいてこその社会です。口先だけの「個性、多様性の尊重」は本当に勘弁してもらいたい。少子化であるからこそ公立学校が個性、多様性を担保できないような教育制度は間違っていると思います。