夏休み&夏期講座

今日から夏期講座がスタートします。大阪府下の各市中学校では夏休み期間が年々短くなってきており、大阪近郊の兵庫県や京都府と比較しても1週間ほど短くなっています。大阪の公立高校入試の難易度が高くなってきており、その危機感もあるのだと思います。特に英語は来年度から問題構成のみならず、問題そのものが高度化され、問題文の量自体もこれまでの約3倍近くに増量されます。当塾でも今年の夏期講座では例年以上に英語に力を入れたいと考え、3年生はこれまで冬期講座で行っていた「長文読解」をこの夏期講座で実施し、2年生はもう一度1年生からやり直し、1年生は1学期の復習と2学期の先取りを行い、実際的な効果を目指した意味のある夏期講座にしたいと考えています。

練習量&質

中学生は先週の金曜日に各校とも中間テストが終了しました。今回は各中学校4校とも同じテスト日程でした。さらにとても珍しいことに1学期末テストも同じ日程です。過去には同じ定期テストが2週間以上ずれた時もあり、テスト対策期間が1か月続いた時もありました。塾としてはできるだけ日程が近い方が運営がしやすいのですが残念ながら2学期以降はバラバラになってしまいます。この“定期テスト対策”ですが勉強もスポーツと同じで“練習量”が大切であり、特訓的なイメージでテスト10日前からの連日授業を開塾当初より行ってきました。ですが、量としても塾で行うこの“定期テスト対策”だけではなく家庭での勉強時間も絶対に必要ですし、もちろんその練習の“質”もとても大切になります。自分が理解していること、理解できていないことをどれだけ意識しながら勉強できるかが“質”にあたります。そのために塾では教材を変えて何度も同じテスト範囲のプリント学習を行いますが、これもまたスポーツと同じで、“練習時間”は周りが与えることができますが“質”は本人の意思と自覚しだいになります。毎回のことですがテスト結果が楽しみでもあり、とても不安でもあります、塾生によりますが。

新学期早々&新入生

新学年新学期がスタートし2週間が経ちました。毎年のことですが学校では4月だけはのんびりと授業が進められます。各学年とも新学期が始まっても1週間は授業はありませんし、授業が始まっても不思議なほど丁寧というかゆっくりと学習が進みます。ただし、それも1学期中間テストまでで、1学期中間テストが終わると学校によって修学旅行や体育大会などの学校行事も行われ急に慌ただしくなっていき、授業進度もいきなりスピードが上がります。1学期はあっという間に終わり、他府県より5日~6日も短い夏休みとなります。この数年の高校入試制度を含む大阪府教育制度変更により学校も子供達も随分振り回されてきました。今年の公立高校普通科の倍率を考えると今後は私立高校の合格率にも影響を及ぼすと思われます。入試問題も年々難易度が上がっており、入試倍率の上昇ともに受験生を苦しめることになります。内申配点も3年間すべてが評価対象になりましたので、入試の難易度が上がっている以上、確実な内申得点の為にも1年生1学期から気を抜くことはできません。ですから、今はのんびりとしている塾生を見ながら塾長の私は早くも焦りと不安を抱えざるを得ません。春の陽射しが秋のつるべ落としとなり、木枯らしが吹き、受験シーズンが本当にあっという間に来てしまうことが身に染みている立場の私は新学期が始まって早々と口うるさく言わなければなりません。
「気合いを入れろ、気持ちを込めろ、今ここで覚えろ」

中3生のH君と小6のKさんが入塾してくれました。H君は3年前の卒業生の弟さんで、塾選びのさい、お姐さんが熱心に当塾を推薦してくれたそうです。Kさんも卒業生の関係者からの紹介で入会していただきました。7年ぶりに新聞折り込みチラシを入れたり、ポスティングをしましたが反応など全くなく、当塾の新入生は相変わらず兄弟姉妹の入塾や関係者のご紹介です。皆さんさり気なくご紹介くださっていますので、ご紹介者の具体名が分からない場合すらあります。関係各位のご厚意がただただありがたく、この場で伝わることなどないのでしょうが深く感謝申し上げます。本当にありがとうございました。

新学年新学期

先週で春期講座が終了し今日から当塾の新学年新学期が始まります。受験生が卒業後、塾生が増えていませんので、座席表の空欄は相変わらずで寂しい限りですが、新年度も精一杯頑張っていこうと思っています。

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メダカ水槽も春のリセットが完了しました。今日は少し肌寒いですが暖かな春の日差しを満喫できるのももうすぐです。

公立高校合格発表

3月17日に公立高校の合格発表があり、当塾の受験生6名の内5名が合格し、1名が高倍率の影響もあり誠に残念ながらわずかに力がおよびませんでした。塾としましても本当に残念でなりませんが、当人は進学先の私学でクラブ活動(全国クラス)を思いっ切り頑張ると明るく、前向きな笑顔を見せに来てくれました(しっかりと報告挨拶に来てくれたFさん、本当にありがとう)。私学3名、公立5名、当塾の受験生の進路が決まりました。当塾の塾生はもちろん、すべての新高校生達の未来が輝きと希望にあふれることを祈っています。
高校入試制度が大きく変わって2回目の受験となり、商業科、工業科も受験日が同じ一般選抜となった影響だと思いますが、全日普通科で高倍率の高校が増加しました。該当地区になります旧第2学区におきましても、枚方高校、交野高校、香里ケ丘高校、枚方津田高、緑風冠高校など中堅クラスの高校が1.20倍から1.24倍と例年以上の高倍率となりました。今後もこの傾向は続くと思いますので、公立受験はシビアな志望校判定が必要になってくると思います。
3年生が卒業し、塾生が開塾以来の少人数となってしまい、空欄ばかりの座席表が寂しい限りですが、私もFさんに負けないよう「明るく、前向きに頑張って行こう」と思っています。

私立高校合格&新指導要領

私立高校の入試が終わりました。少々心配な塾生もおりましたが私立専願2名、公立併願6名全員が合格しました。おめでとうございます、専願合格者は高校生活に、併願受験者は公立受験に向かって新たなるスタートです。専願合格塾生の高校生活が明るく豊かなものになることを祈るとともに、併願受験の塾生は最後の最後まで力を振り絞って頑張って欲しいと思います。
さて、2020年度より実施される、「戦後最大規模の改訂」と言われるほどのかなり大きな改訂内容になっている次期学習指導要領の案が文部科学省より公表されました。小学3年生から「外国語活動」として導入され、小学5年生から正式な教科となり、中学生では授業を原則英語で行うなど、やはり英語に関する改訂が目につきます。また「プログラミング教育」が小学・中学校ともに必修化されることになり、英語教育と同じく教員確保を含めて「実際に教える現場の混乱」が予想されます。このところの学習指導要領の改訂は子供達のためよりも、ビジネス業界、企業側の要望に沿っているように思えてなりません。たぶん塾も含めた教育現場では「英語力」の向上より「国語力」の低下を防ぐことがより優先順位の高い課題と認識されている筈です。当塾のような小さな個人塾レベルにおいても、十数年前とくらべて明らかに語彙力・読解力が低下してきているように思われます。少なくても小学生においては「英語に慣れ親しみ、聞く・話す」時間があるならば、日本語で書かれた「本」を読む時間を増やす方が子供達のためになると思います。問題なのは「答えが分からない」のではなく、「問題の意味がわからない」なのです。

塾長会&新アメリカ大統領

昨日の日曜日に第70回関西塾長会が京都の城陽市で行われました。年4回の開催で70回を迎えたこの塾長会も塾長の高齢化?が進み、廃業する方も増え、少しづつ参加者が減ってきました。昨日の塾長会においても、年4回の回数を減らした方が良いのか話し合われましたが、むしろ回数を減らすことが衰退につながるのでこのまま続行することに決まり、今回は次回のみならず次々回の場所日時も決めてしまい、さらに結束していく方向でまとまりました。個人塾においては貴重な情報交換の場所ですので大切にしたいと思っています。で、今回は大阪府、兵庫県、京都府、岡山県の塾長が参加したのですが、これだけ近隣の府県にも拘わらず、公立小中学校の成績評価方法や入試制度、さらには公立高校の対応までもが驚くほどそれぞれ違います。もちろん高校入試問題も各都道府県ごとにばらばらです。国が指定している同じ教育指導要領に従っているはずなのにです。「不公平、不平等」をことさら嫌いながら各府県の独自性に拘ることは、子供達のためにならないと思えてなりません。少なくても、公立高校の入試問題を全国統一にすれば、毎年何千億円もかけて行われている「全国学力テスト」などやらなくても済むはずです。

さて、新しいアメリカ大統領が誕生しました。よその国のことながら“こんな下品な大統領で本当に良いのか”と心配してしまいます。近年、「ヘイトスピーチ」に代表されるような相手を非難し、罵倒し、あげく恫喝するような振る舞いをする人々が増えてきましたが、とうとう世界ナンバーワンの大国のリーダーまでもがそうなってしまいました。独りよがりな大義を振りかざして異質なものを排除しようと攻撃的になる。大国のリーダーから、一般市民までそのよう言動をする人が表面化してきています。本来、少なくても日本においては「それぞれの個性を尊重し、多様性を重んじる」が大切な価値観とされ、感情や思い込みで対するのではなく、理性と知性によって行動できるような人間になることが「教育」の大きな目的のはずです。その意味でオバマ前大統領はここ数代のなかでは極めて“理知的”なアメリカ大統領だったと思います。大声で塾生を怒鳴り散らしている私が言っても説得力がありませんが、今年は“理性と知性”の大切さを再認識しなければならない年になるのかもしれません。(私の怒声は愛情表現です、ハイ)

全ての受験生に良い年を

お正月もあっという間に終わりましたが、冬期講座も昨日が最終日でした。夏休みや冬休みの特別講座では最終日に模擬試験を行います。受験生の中三生にとってはこれが最後の模擬テストになり、1か月後には私立高校の入試が行われます。いよいよ受験本番です。公立入試もあと2か月余りとなりました。とにかく最後まであきらめずに、後悔だけはしなくて済むように頑張って欲しいと思います。

DSCF9788 (800x600)桜さく春になりますように

給付型奨学金制度&よいお年を

大学、短大、高専、専門学校への進学者が対象の給付型奨学金制度が正式に決定いたしました。2018年から実施されますが、一部の対象者には2017年から支給されます。日本の奨学金はそのほとんどが“奨学金”とは名ばかりの単なる“教育ローン”に過ぎません。通常、ローンなどの“借金”は一定の収入なり、担保がなければ借りることはできず、“教育ローン”であれば親や保護者名義となりますが、この“奨学金”は収入はおろか“職業”すら決まっていない未成年者に何百万円の“借金”を背負わせてしまいます。この“奨学金”返済に苦しんでいる大勢の若者がいることは事実ですから、今回の給付型奨学金制度が正式に決まったことは良いことなのだと思います。ですがこの制度の対象者は高い学業成績や、学業以外の活動で成果をあげた生徒から高校が推薦して選ぶことになっています。私はこのことがとても気になっており、高校生の時点で、高い学業成績や立派な活動成果を上げることができる生徒は他人の助けなど借りずとも将来的に自力でなんとかやっていけるのではないかと思うのは私だけでしょうか。教育における経済格差問題において、真っ先に手を差し伸べなければならないのは“成績優秀な高校生”ではなく、相対的貧困家庭におかれている小中学生ではないのかと私は思っています。特にシングルマザーが、ダブルワーク、トリプルワークで仕事を掛け持ちしても、量的、栄養的に満足できる食事すら与えられていない子供達をまず先に助けるべきじゃないのかと。貧困家庭の連鎖を止めてからで良いのではないかと思います、“成績優秀な高校生”に手を貸すのは。
今年もあと10日余りを残すだけとなりました。来年が素晴らしい年になりますように。

二学期期末テスト&誰のために

中学生は二学期期末テストを迎えることになり、先週よりテスト対策の連続授業に入っています。特に三年生はこの期末テストで事実上内申点が決まりますので「内申を上げるラストチャンス」になります。「高校進学」は子供達にとって自分の意志で決めることができる初めてと言っていいとても大きな選択になります。自分自身の意志、希望を叶えるためにもとにかく本気で頑張って欲しいと思っていますが、この思いがなかなか届かないのが難しいところです。
アメリカ大統領選挙が行われ、ドナルド・トランプ氏が次期大統領に決まりました。アメリカエリート層や日本を含む他国にとっては予想を大きく覆す結果になり、“何故だ!”を説明するために様々な意見、憶測、言い訳が飛び交っています。正直なところ個人的にも醜悪なアジテーションを繰り返すトランプ氏には大統領になって欲しくなかったのですが、アメリカ国民にとっては物事を決め、コントロールする権限を持つ人々が“自分達の都合や思い”を優先することに対する我慢の限界だったのだと思います。イギリスのEU離脱選挙もそうでしたが、“誰のために、何のために”が一般国民の方を向いていなかったのだと思います。日本においても、東京オリンピック開催にあたっての一連の騒動や、築地市場移転に伴う豊洲市場問題なども決定権を持つ人達の自己優先的であり、利己的な物事の進め方に批判が集まり、運営自体に支障が出ています。オリンピック会場にしろ、豊洲市場にしろ、本来ならば一番優先されるべき“使う人”の都合が無視され、利権者が机の上だけで決定してきたことに対する反発なのだと思います。そして、大阪の高校入試制度変更にしても、本来、当事者であるはずの“子供達”のためではなく、学力調査の順位をあげるため、制度変更の決定権を持つ人たちの功績のため、に行っているように思えてなりません。様々な場面で“誰のために、何のために”が問い直されているのだと思います。