本日のBGMはモーツァルト フィガロの結婚&ジュピター
今日で四條畷西中の中間テストが終わりましたので、当塾すべての中学生(高校生も)が中間テストを終了しました。先週に終わっている学校はすでにテストが返却され、点数が出ています。きっちり目標点数に達した人、あまり変わり映えのしない人、まるでさっぱりだった人、色々おりますが、「怒るのは平均点が出るまでまったる」ですので、今しばらく我慢です。
岳飛伝-5- 北方謙三 集英社
岳飛伝の第五巻。岳家軍と金軍、というより岳飛対兀朮(ウジュ)のぶつかり合いを中心に、南アジアやついに日本まで舞台を広げ、いつも通り、様々なサイドストーリーが展開していきます。時代劇で万単位の集団戦を描くことができるのは北方さんだけなので、この巻の騎馬合戦も見事なのですが、南方開拓団となっている秦容(しんよう)のパートが面白い。北方さんには無人島物、漂流記物を書いてほしい。「史記」の蘇武(そぶ)のパートとみたいなやつで、是非。本筋より面白かったもんな、ホント。
おまけのダメダメ。
トッカン
本屋で平済みしてあったので買ってみた。主人公がグズグズで魅力なし。何より税務署に対する自営業者、商売人の描き方のミスリードがひどい。まるで、すべての自営業者や商売人が税務署を敵視しているかのごとく書いているが、一般的な商売人は税務署を仇だなんて思っていない。第一、大抵の地元商売人は担当管区税務署の納税協会に所属しており、なんだかんだで協力関係にあるのである。