本日のBGMはショスタコーヴィチ 交響曲第1番 指揮トスカニーニ
昨日で夏期講座が終了しました。今日から土曜日までは予備日で、クラブの合宿やら家族旅行で休んだ分の振替が続きます。振替の塾生は少々ウンザリしているようですが、休んでしまったのですから仕方がありません。特に深中のラクビー部は合宿が長かったので8月31日まで毎日振替です。大阪は数年前から夏休みが短縮されて今週から通常授業が始まりクラブ活動も再開されていますので、余計に大変ですが、最後まで頑張ってもらいます、ハイ。
岳飛伝-6巻- 北方謙三 集英社
大サーガ岳飛伝の第6巻。群像劇がいよいよ、独立群像劇(なんのこっちゃ)となり、それぞれがそれぞれの場所で根を張り、高みを目指す中、岳飛が自分の居場所と己の存在性を失ってしまい、公的には敵対関係にある梁山泊の助けを受け、新たなる地を目指します。水滸伝から数十年がたっていますので、水滸伝関係者の息子や娘はもちろん、孫世代まで出てきてしまい、ついていくのが大変です。でも、昔の登場人物のエピソードの使い方が上手いのであまり混乱することはありません。特に脇役クラスのエピソードには泣かされます。李逵(りき)の板斧やら香草やらね。