公立合格&出題傾向

当塾の受験生は私立に続き、公立でも皆志望校に合格することが出来ました。マイペースに学習を続け危なげなく合格したO君、志望校の倍率が高めで不安を隠せなかったけれど実力を出し切り見事に合格したT君、学校の先生からは難しいと言われながらも果敢に挑戦し合格したH君。みんな本当におめでとう。君たちはもちろん、すべての新高校生達の未来が輝きと希望にあふれたものになりますように祈っています。
 さて高校入試制度、出題傾向が大きく変わって4回目の入試となりました。やはり昨年同様に受験日が一般選抜と同じ日の商業科、工業科の定員割れが目立ちましたが相変わらず入試問題の難易度が高く、受験生の多くは苦労したと思います。今年1月に当塾で行われた関西塾長会の仲間(京都府、兵庫県、岡山県、広島県)に大阪の入試問題を見せたところ、皆、口をそろえて
「難しい」と言い、特に英語は「これは心が折れる」とまで言っていました。本来“公立の入試問題は学校の授業をしっかりやっていれば解ける”べきですが、少なくとも英語に関しては学校授業レベルでは相当に難しいと言わざるを得ません。しかしながら、出題傾向はほぼパターン化されてきましたので、難しいなりに英語を除いて対策は取ることができそうですが英語の入試対策が今後の大きな課題になります。

私立入試&少子化

私立高校の入試が終わり、当塾の塾生は全員無事に合格いたしました、おめでとうございます。皆併願受験ですので志望校の公立高校合格を目指して最後の最後まで力を振り絞って頑張って欲しいと思います。
 さて、残念ながら本当に残念ながら、“いじめ”や“虐待”による痛ましい事件が後を絶たず、幼い命が奪われ続けています。日本は世界に類の見ない“少子高齢化社会”だと言われて随分と久しくなりますが未だに有効な手立てを打つことができていません。はっきり言って“高齢化”については後20~30年もすれば高齢化を構成する人口層がいなくなるので自然と解決されますが“少子化”についてはもう20年以上1.50を超える出生率がなく、直近の2017年データでも1.43であり人口を維持できる出生率2.07以上からは程遠いものになっています。つまり日本が力を入れて取り組むべきことは“少子化”なのであり、そして少子化対策は直ぐに効果が出るものではないのですから、今もっとも大切し、守らなければならないのは「今いる少ない子供たち」なのです。「遊びのつもりだった」だの、「しつけためにやった」などの戯言に耳を貸していられる事態などではなく、社会を、国を、あげて子供たちを救わなければなりません。人の身体や精神を暴力によって傷つけることは当然ながら暴行傷害罪であり、直ちに逮捕されるべき案件です。“いじめ”や“虐待”といった言葉に置き換えて、罪悪感から逃れさすべきではもうないと思います。「妻の顔面を殴り前歯2本を折った、子供を浴槽に沈めた」とTVで告白しても逮捕されず、「自分は変われると信じている」などの能天気な発言を許すことはできません。家庭の事情、夫婦の問題にすり替えることはもうやめなければならないと思います。

2019年の始まり&世界の混乱

尋常ならざる大統領トランプさんが就任して2年が経ちアメリカもヨーロッパも中東も中南米もそしてアジアも、つまり世界中の殆どが混迷、混乱に陥っているように思えます。(すべてがトランプ大統領のせいではないにしろ)。アメリカの分断はとどまることを知らないし、イギリスのEU離脱は先行きが全く見えないし、フランスの暴動デモはヨーロッパ各国に広がりEU自体の存続に関わりそうだし、中東はアメリカの突然のシリア撤退でどうなるか分からないし、もはや“国家”の体をなしていないメキシコや(いったいどれだけの政治家、市長、警察署長が殺され続けるのでしょうか)ベネズエラのハイパーインフレを筆頭に南米左派政権各国の混乱は収まる気配がないし、日本と韓国の憎悪と悪意の応酬はヒートアップする一方だし、中国とアメリカの貿易戦争は収拾が付きそうもないし……すべてがトランプ大統領のせいではないにしろ…… 近年、これほど世界各地、各国の情勢が不安定なことはなかったですし、個人的にも世界情勢に対してこんなに不安を感じたことはありません。世界でも類を見ない落ち着いた国民性の日本ですから、今はまだ“漠然とした不安感”程度で済んでいますが自然災害には慣れていても、外国との折衝や外国人との付き合いは苦手な日本人にとって、これから少し大変な時期が来るのかもしれません。
 年が明けて私立高校入試まであと3週間、公立入試は残り2か月を切りました。本当にラストスパートの段階で、塾では高校入試対策として連日過去問題に取り組んでいますが、志望校合格を目指して、とにかくあきらめずに最後まで頑張って欲しいと思います。

災害&よいお年を

本年は「今年の漢字“災”」が表すとおり日本中で数多くの自然災害に見舞われた年でした。これまで直接的な被害が少なかった大阪におきましても児童が学校の塀の倒壊によって亡くなるという痛ましい事故があった「大阪北部地震」を始め、「西日本豪雨」や多大な被害をもたらした「台風21号」などによって多くの犠牲者が出ました。大阪北部地震での住宅破損では今現在修理修繕が済んでおらず、屋根をブルーシートで覆ったままの状態の家々が数多く残っています。  9月6日に北海道胆振地方を襲った「北海道胆振東部地震」では北海道中が数日にわたって停電するという大規模な「ブラックアウト」が発生しましたが未だに余震は収まっていないようです。このような自然災害の前では人間は立ち向かうことなど出来ず、ただただ被害を最小限にすべく迅速な避難行動や日頃の“備え”を考えることくらいしかできません。
 しかし、今月北海道札幌市で起きた雑居ビル全体が吹き飛んだガス爆発事故では幸いなことに死者こそ出ませんでしたが40数名が重軽傷を負いました。原因は締め切った室内で可燃性スプレー缶を120本もガス抜きしたことにあるようです。これはほんの少しの「想像力」とわずかな「考える力」があれば防げた典型的な人災事故です。この「想像力」と「考える力」を鍛える方法こそが「勉強」なのだと思います。よく学校の勉強は将来どんな役に立つのかという疑問を子供たちは持ちますが、自分の身を守ることはもちろん、周囲に要らぬ迷惑を掛けないで済むようにしっかりと「勉強」して欲しいと思います。
 今年もあと1週間を残すだけとなりましたが、当塾に対します皆様のご信頼とご支援に深く感謝申し上げます、ありがとうございました。来年もよろしくお願いいたします。塾生はもちろん、ご家族皆様にとりましても来年が素晴らしい年になりますことを心よりお祈り申し上げます。

期末テスト&高校入試対策

本当にあっという間に今年も残すところ1か月少々となり、中学生は2学期期末テストが今週で終わりますが極端に広い範囲、また逆に極端に狭い範囲の教科に苦労しています。現3年生は入試における内申点が1年生からの成績が完全に反映される最初の世代になります。入試改革以前の内申点は3年生時点の成績だけでしたので、1年、2年とサボっていても3年生で心を入れ替えれば(?)まだ間に合うことがあったのですが現在ではそれも難しいことになってしまいました。このことを含む大阪の入試改革はこのごろよく耳にする「日本の不寛容性」に思えてしまうのは私の考え過ぎなのでしょうか。
 しかしそれでも3年生にとってはこの期末テストで事実上内申点が決まりますので「内申を上げるラストチャンス」になりますし、2年生も成績が入試に直接関わるのですから1点でも多くの点数をとり、内申点のポイントを少しでも有利にするためにも最後まで全力で頑張って欲しいと心から願っています。
 そして3年生はこの期末テストが終わると本格的に高校入試対策に入っていきます。毎年のようにお伝えしていますが「高校進学」は子供達にとって自分の意志で決めることができる初めてと言っていいとても大きな選択になります。スポーツでも同じですが例え不利な状況であっても最後まで諦めず「悪あがき」をすることで逆転することもあります。残った3か月少々の期間をどれだけ「悪あがき」できるかで掴める結果も変わります。誰の為でなく自分自身の希望を叶えるためにもとにかく悔いを残さないように本気で頑張って欲しいと思っています。

中間テスト&スポーツ

各中学校では二学期中間テストが終了しました。2年生は頑張りが結果につながり、安定した成績になりましたが、3年生は頑張りがなかなか結果につながりません。しかし中間テストが終われば、ほんの1か月ほどで期末テストがあり、期末テストが終了すれば、本格的な受験シーズンに突入です。最終的には入試で「結果」を出さなければなりません。どうか最後まで諦めず、腐らず、頑張り続けてほしいと願います。
昨日の10月21日に福岡県で開かれた第38回全日本実業団対抗女子駅伝で転倒した選手が血を流しながら300~400mを這いつくばったまま試合を続行したことが賛否両論を呼んでいます。監督は転倒した時点で棄権を要請したようですが運営側との伝達に時間がかかったようです。ボクシングなどの格闘技では選手側の「セコンド」がケガはもちろんのこと試合内容として続行が不可能と判断した場合「タオル」を投入して試合を棄権します。セコンドの判断が遅い場合は「レフェリー」が試合をストップさせます。昨日のレースの場合は転倒したあと立ち上がれない時点で試合続行は不可能なのですから監督、コーチ、そして審判は身体が動くかぎり、這いつくばってでも、前に出ようする選手を諦めさせなければならないのです。「這いつくばってタスキを繋ぐ」ことに感動したり、勇気を貰っているうちはアメフトやら女子レスリングやらアマチュアボクシングなどのスポーツ界で巻き起こった「パワーハラスメント」は無くなりません。才能と努力に裏打ちされた「技」と「結果」以外のことに過剰な意味や意義を「スポーツ」に求めることは結局のところ選手達をつぶすことになってしまいます。

台風21号&北海道胆振東部地震

秋らしい爽やかな天気に恵まれず鬱陶しい長雨が続いています。もう何年も全国的に異常気象が続いてきましたがこれまで大阪だけは大きな被害に合わずに済んできました。冗談めかして「他府県の人々に申し訳ない」と言ってきたのも去年までで御終いのようです。6月の大阪北部地震に続き、今月の台風21号は強烈な暴風雨で大阪全体に大きなダメージを残し、まだ完全には回復していません。そして台風21号の被害に続くように「北海道胆振東部地震」が発生し、またも地震による大きな災害が起きてしまいました。現在の日本において2日も3日も続く「大規模停電」などこれまでなかったことだと思います。しかしこれでもうはっきりと明らかになったのは「地震」は予知など出来ないということです。「阪神淡路大震災」から始まり「新潟中越地震」「東北大震災」「熊本地震」「大阪北部地震」そして「北海道胆振東部地震」まで、どれもこれも予知も警戒もされてきませんでした。北海道から東北、中部、近畿、九州まで文字通り日本全国のどこかで毎年大規模な自然災害が発生する状況になってしまいました。「地震は予知できないし、被害も想定できない」ことが明白になり、「台風は防げないし、進路を変えることはできない」のですから、今後ますます個人レベルでの準備や用心が必要不可欠になってきました。
6月の大阪北部地震のあと損害保険会社を通じて建築安全検査員に自宅を調べてもらいましたが建物として耐震上、大きな問題はないとの判断をしてもらいました。あとは自分で家具の転倒防止などの補強をしていかなければなりませんが塾の教室には転倒するような家具、書棚はありませんので……無駄に数が多いスピーカー……位置的には問題ありませんが……どうしましょう。

全国学力テストの利用

大阪市が市長の提案により、全国学力テストの成績結果を学校予算や教員の人事評価に反映させると発表しました。数年前に大阪府教委が学テの成績を高校入試の内申点評価に反映させる仕組みを作りわずか1年で文科省により「本来の目的にそぐわない」として、禁止されたことが思い出されます。本当に懲りないと言うか教育や受験制度に関しては本末転倒なことをしたがるのが現在の大阪の教育環境だと思います。現状ですら学力テストの点数(学校全体の平均点)を上げるために過剰なテスト対策をやり、挙句の果てに学力低位者にテストを受けさせない事例まで発生しているのに成績結果が自分のボーナスに直結することになればどんな方法、対策がとられるのか心配でなりません。また、吉村市長は「学力の底上げにつながる」として、8校程度の市立高に難関大などへの進学を目指す「特別進学中学」を併設して中高一貫とすることや、教育委員会を四つのエリアにブロック化することも合わせて提案しています。「学力」なんて子供を測る物差しの一つにすぎません。大人になって働きだすと「学力」なんてほとんど問題にされないことはみんな分かっているはずなのに何故なのでしょうか…学習塾が言うことではありませんね。

西日本豪雨&酷暑

先月の大阪北部地震に引き続き、また大きな自然災害が発生してしまいました。死者が200人以上という甚大な災害となった西日本豪雨ですが、広島県、岡山県、愛媛県が主な被災地ですので、身近な親類、知人がいらっしゃる方が多いと思います。私自身も娘夫婦が岡山県で暮らしておりますし、娘の配偶者の実家は広島県であり、塾長仲間が広島県、岡山県にもおりますので一時はとても心配でした。幸いなことに皆、直接的な被害には合っていませんでしたが壊滅的な被災地の様子は自然災害の恐ろしさを心に染み込ませてくれました。そしてこの災害だけではありませんが、あっという間に家屋や家族を亡くし、理不尽で絶望的な状況であるにも関わらず、騒ぎ出すことも、わめき散らすことなく、救援者に感謝し、黙々と後片付けをしている被災者の方々には本当に頭が下がります。今回も微々たる義援金を送ることしかできませんが犠牲者のご冥福と一日も早い復興をお祈りいたします。
夏の暑さが異常であると一昨年も去年も塾報に書きました。今年もまた記録的な猛暑、酷暑が続いています。もはや殺人的と言っていい気温となっており、実際犠牲者も出ています。私たちはどうしても過去の経験や慣例、慣習から抜け出すことができず、「昔から、前から、去年もやったから」を止めることが出来ません。ですがこの気温状況で野外スポーツや校外学習、冷房設備のない場所での集団活動など不可能だと思いますし、慣例、慣習的な行事も時期によって大きく変更する必要があり、行事で命を落とすなどあってはならないと強く思います。

大阪北部地震&期末テスト対策

1995年の阪神淡路大震災以来大きな自然災害には合わずに来た大阪圏ですが、6月18日に大阪北部を中心に震度6弱の地震が発生しました。今回の地震は揺れの大きいエリアが局地的だったことで広い範囲での大災害にはなりませんでしたが家屋内の本棚やブロック塀の倒壊が原因で数名の方がお亡くなりになりました。高槻市で小学4年生の女児が犠牲になった倒壊事故ではブロック塀そのものの高さ、強度ともに違法建築だったことが明らかになっていますが基準を超える3.5メートルの高さにしなければならなかったのは道路脇にプールがあるために不審者や不届き者の盗撮を防ぐ目的があったと思われますので、よりやるせなさがつのります。高槻市を中心とした地域ではいまだにガス等のインフラが復旧していません。1日も早い復旧と犠牲になった方々のご冥福をお祈りいたします。
来週の27日(水曜)から期末テストが始まりますので、今週の月曜日から10日間のテスト対策連続授業に入っています。1学期の中間テスト結果が良かった2年生は中間テストを無駄にしないように、結果が振るわなかった3年生はそれを挽回するために頑張ってほしいと願っています。明確な意思を持って“点数”を取りに行って下さい、是非。
梅雨入りとなり、今週も雨が続いていますが近年は降る雨も梅雨らしい雨ではなく集中豪雨まじりの激しい極端な天候になっています。自然災害だけは本当に「いつどこで起きるかわからない」を今回改めて実感させられました。まだまだ余震にも注意が必要なようです。出来る用心はして悲しい人災だけは避けるようにしたいものです。